忌わしき現実から、楽市が勇ましく逃避する日々を、綴る。
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ステーシーズ―少女再殺全談 (角川文庫 (お18-16))ステーシーズ―少女再殺全談 (角川文庫 (お18-16))
(2008/03/25)
大槻 ケンヂ

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鬼才・大槻ケンヂの才能の原点。稀代の名作完全版で登場!
少女たちが突然人間を襲う屍体となる「ステーシー化現象」が蔓延。一方、東洋の限られた地域で数十年の畸形児が生まれ、その多くはステーシー化し再殺されたのだが……。新たに番外編を収録した完全版。

 NHKにようこそ! のアニメ版などなどで主題歌を手がけていたことが記憶に新しい、著者の作品です。ロックアーティスト? など、多方面で活躍しているようですが、別にどうでもいいですね。
 さて、良くも悪しくもユニークでした。
 全体に詩的な感がする描写で綴られています。そのため情景描写などは、どこか粗忽で、内容に反してグロティスクな印象はあまり抱きませんでした。
 で、物語の感想を述べると、よく分からない。
 少なくとも、人物たちに人間らしさを僕は感じなかったから、愛した少女たちを再殺しなければならない男たちの心境も、絶対的にゾンビになる運命を抱え殺されることが決定している少女たちの心境にも、共感も抱けなければ大した感慨も感じなかった。
 つまりエンタメな設定なのに決してエンタメではなくて、じゃぁ一体なんなのかと言うと、分からない。
 極端な設定、尽く乱心を疑わせる人物達、斬新な描写。これらは確かに、読んでいて興味深いしユニークで面白い。ただそれだけで、それ以上のものは今の僕には望めなかった。ひょっとすると、この作品には僕には気づけなかった解釈の仕方が隠されているのかも知れないが、いずれにしても大衆的な作品ではないだろうとは断言できる。
 ともかく、異様だった。
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