忌わしき現実から、楽市が勇ましく逃避する日々を、綴る。
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 当時の僕は放課後時間を潰すための自由に扱える空間を欲していて、それの獲得手段として身内のみで同好会を作り部室を頂こうと卑劣な妄想を持っていた。
 しかし、そんな方法よりも、もっと確実で、容易な手段が身近にあった。盲点だった。

 発言力のない部員のみが所属する部活を、征服するのである。

 ということで、最近の放課後は図書室で過ごしている。
 正確にいうと、図書局しか立ち入ることを許されない空間、図書室と隣接してある〝司書室〟である。
 現在図書局はたったの二名で、いずれも先輩であるが、文化系組織に集う人間の性質上、彼らは酷く圧しに弱い。「貸せ」といえば「貸す」のである。
 そして、司書室はまた利便的である。豪勢である。
 局員二名程度のくせに、ビデオテレビからソファ、インターネット、囲碁などの卓上ゲーム、大抵が揃っている。いたせり尽くせりな空間だ。彼らには到底勿体無い。
 なので僕たちが頂いている。
 ほのぼのと雑談をしたり、囲碁を指したりと、さながらSOS団である。
 放課後の図書室は月曜と水曜を休館とするようだが、彼らは「開けろ」といえば「開ける」のである。

 まぁ、勘違いされたくないのは決して武力行使というわけではないということ。少なくともうち一人は、こちらを友人かなにかと理解してくれているようだ。……それは誤解だ。
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