忌わしき現実から、楽市が勇ましく逃避する日々を、綴る。
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ノルウェイの森〈上〉ノルウェイの森〈上〉
(1987/09)
村上 春樹

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村上 春樹

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いい尽くされた言葉より 心に残る この物語を……
この小説はこれまでに僕が1度も書かなかった種類の小説です。そしてどうしても1度書きたかった種類の小説です。これは恋愛小説です。ひどく古ぼけた呼び名だと思うけれど、それ以外にうまい言葉が思いつけないのです。激しくて、物静かで、哀しい、100パーセントの恋愛小説です。――村上春樹

 村上春樹は初見です。
 なんというか、感性を狂わされる恐れのある物語だなと思いました。そして、また正確にいえば、それは狂わされるのではなく、正される、に近いのかなと思います。
 生や死や世界の概念、みたいなものに関しての真理を得て、或いは得られずに、亡くなっていった、又は生きてゆく主観とその周囲の人々。読者としては、彼らに多少感化される部分があるかも知れません。そして、彼らの思想に感化されるのは、仮にそれが本当に真理であっても、危うい。大衆からずれた思想を抱くだけで、その者は孤独になるからです。彼らの様に、です。ただ、だからこそ、それはあくまでも客観視した上で成り立つ危うさに過ぎないのかな。
 そう考えると、とある思想を持ってしまった彼等の孤独な物語、と解釈して良いのかも知れないし、そうでないかも知れない。また、これが恋愛小説であるのかもよく分からない。
 いずれにしても、哲学の垣間見れる、或いはそれが重んじられた物語でした。
 もうよく分かりません。
 ただ面白かったです。中々驚異的に。
 理解にはきっと及ばないのだけど、物語に対する興奮は止まない。
 もう少し歳をとって、また読むべき小説でした。
 というか、もう一度くらい読むべきなのかな。ちょっと読了するのに日をかけすぎた。この物語に少しでも正確な理解を望むのなら、読了に日をかけるのは、よろしくない。
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