忌わしき現実から、楽市が勇ましく逃避する日々を、綴る。
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 夏休みにネットで知り合った友人マミ氏とその友人にしてこのブログを覗いてくれていたというネッガー氏が、我が家へ訪れたことがあった。ぷちオフ会である。
 あれから早五ヶ月。
 前回、オフ会に参加出来ずに終わったマミ氏のサイトを経由して自分と知り合ったマミ氏のリアルの友人でもある黒猫氏と、そんな彼らの友人、現在本土の軍事系学校で学徒をやっているというK氏、そしてマミ氏とネッガー氏で、再びオフ会を実施することになった。
 彼らは元々中学時代からの友人のようだが、高校進学に伴って疎遠になっているだろうと予想される。そんな久しい友人同士の集まりに、自分のような気色の悪いゴミのような黒ずくめのうんこ男が仲間に入ってもいいのかと悩んだが、ここ二日間のように部屋に引篭もっていても寂しさのあまり孤独死するのがオチなので、黒猫氏の誘いに甘え、彼らの元へ向かった。だって自分はまだ死にたくなかった。

 
五十キロほど離れた北海道三大都市の一つの駅前に到着した自分は、さっそく黒猫氏にメールをした。
『到着しました。そちら向かいます。場所教えて下さい』
『駅前っす』
 語尾にニコニコマークの絵文字が付属されていたが、駅前と一言漠然と表記されたので困ってしまった。一体そのとき、駅前に幾人の人々が存在していただろう。
 しかし、これも試練だ。自分のようなうんこ野郎が彼らの集いに参加する出すぎた真似からきた罰なのだ。
『探索してみます』と返信しようとして、ちょっとしたジョークを付け足してみた。
黒くてきもい奴みかけたら、声かけて下さい』(服が上下とも真っ黒だった)
 さて、自虐ジョークにどう対応するか、見物だぜ黒猫さん。
ラジャーっす』と一言返ってきた。
 俺の負けだった。
 
 少しして、メガネをかけた色白の品のよさそうな男を遠くにみかけた。いつかみたマミ氏の外見に一致していたので、接近してみると、妻子持ちの男性であるようだった。このことはマミさんには秘密にしておこうと思った。
 また少しして、四人ほどの青少年を遠くにみた。 
 先ほどの失敗もあって、びくびくしながら接近してみた。メガネをかけた色白の品のよさそうな少年の姿と、いつかみた寡黙の美少年の姿を確認した。マミ氏とネッガー氏だった。周囲の二人はみたところ妻子ではなく、間違いなく同年代の男子のようだったので、間違いない。
 笑顔が素敵な少年が黒猫氏で、黒のニット帽がよく似合う少年がK氏のようだった。二人共自分のタイプだったイケメンだった。
 挨拶もそこそこに昼食にラーメン屋に案内された。
 黒猫氏とK氏は初見のため、とてもアニメやそれに近い類のものを好む人種にはみえなかった。もっと女の子とか連れまわしてヒィヒィ言わしているような、そういった類の人間にみえた。冗談だ。ラーメン屋でなにやら小型の液晶画面のある電子機械を取り出して、そこからニコニコ動画の映像を鑑賞しだした辺りで、黒猫氏が本物であることを確信した。一方、隣で買ったばかりのひぐらしのアンソロジー本を出し始めたK氏を視認して、彼なら他国から日本を完璧に自衛出来るだろうと確信した。日本の未来は明るい。
 カラオケではどいつもこいつも異常な歌唱力をみせつけてくれた。それがアニソンでなければ、自分は彼らを他人に胸を張って自慢することが出来ただろう。
 全国カラオケランキングで幾度か一位を叩き出したりもしていた。なぜ彼らはその歌唱力を持ってして、アニソンやその類ばかりを歌っているのだろうかと悩んだが、自分も「帝国華劇団」やキャラソンなんかを歌っているうちに、その理由を思い出した気がした。
 080103_1352~01

 男五人で道を歩いていると、目に付くのはカップルばかりだった。腹いせに手を繋ぐカップルの間を、すれ違いざまに切って抜こうと思って、実行した。カップルは見事な身のこなしで自分を避けた。皆笑っていたが、彼らは自分の真の目論見をしらない。
 恋の障害(俺)を二人で乗り越えることによって愛情向上を計らせる自分の作戦はひっそりと自分の中では成功していたのだ。
 いつまでもお幸せに、こんちくしょー。

 おおよその人々に煙たがられる某グッズ店へ足を運んで、マミ氏に薦められた小説と幾つかの本を買って、各々帰路についたのだった。
 帰り際に、黒猫氏からポイントを溜めて入手したというハルヒの図書カードを貰った。自分は彼になら抱かれでもいいと思った。勿体無くてとても使えない、ある種酷く残酷なプレゼントだった。
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 真面目に楽しめた一日だった。素直に面白かった。こういう人種との付き合いが最近乏しかったこともあったが、現代視覚文化について語らえる人種が近くにいると、やはり楽しめるものだった。
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